間もなく4歳になる長女はプールが大好きなので、マイホームの建築と併せて、大きめの家庭用プールを購入することにしました。
早速、ネットで検索すると「インテックス」というアメリカのメーカーから様々なサイズのプールが発売されています。
中には「縦10m × 横5m × 深さ130cm」なんていう巨大プールもありましたが、さすがに大き過ぎるので、もう少し現実的な「縦4.5m × 横2.2m × 深さ84cm」のサイズを楽天で18,980円で購入しました（amazonでは21,501円が最安でした）。
プール本体だけだと味気ないので、スライダー（10,798円）も一緒に購入しました。こちらもインテックス社製です。
ウォータースライド 333×206×117cm 【オンライン限定】【送料無料】
勢いで買ったものの、ウッドデッキとプールはいいのですが、スライダーの高さ調整（84cmの土台）が必要になります。「スライダーの底面積以上 × 高さ84cm」の土台はなかなか骨が折れそうです笑
気になる水道料金について
つぎに、気になる水道料金について調べました。購入したプールは8分目（水深67cm）まで水を入れると、7,217リットルの水を使います。浴槽が大体200リットルなので、1回で浴槽36杯分の水道料金がかかります！
具体的な金額は、水道料金の単価が市区町村および使用量によって異なりますが、ここでは簡便的に上水道、下水道ともに200円/㎥で試算してみます。1回で約7㎥（1㎥ = 1,000リットル）の水を使用するので、
①上水道料金： 7㎥ × 200円 = 1,400円
②下水道料金： 7㎥ × 200円 = 1,400円
③合計（①＋②）： 2,800円/回
下水にそのまま流すと上記、②下水道料金が発生してしまうので、雨水マスから直接側溝に放流することにしました。これで1回当たり①上水道料金のみの1,400円で済みます。
水質管理について
つぎの課題は水質管理です。何も対策をしないと、「使用して3日目からぬめりと不快感を感じる」と使用されている方のブログにも記載があったので、何らかの対策が必要です。
簡易的な対策としては、ポンプの設置が挙げられます。ポンプのフィルターでゴミを取り除き、水を循環させてプールの水を清潔な状態に保ちます。ただし、ゴミを取って、水流を作るだけですので、消毒殺菌までは期待できません。
本格的に消毒殺菌までするのであれば、塩素消毒剤を使用します。塩素の濃度については、厚生労働省の「遊泳用プールの衛生基準」と文部科学省の「学校環境衛生基準」に「pH5.8～8.6の範囲」と定められています。
塩素濃度が薄ければ、十分な消毒殺菌効果は得られませんし、反対に濃度が濃ければ、目が痛くなる等、あまり健康に良い影響はありません。正しく管理しようと思うと残留塩素を1日に何度も測定する必要があります（厚労省基準は午前1回、午後2回以上、文部科学省基準は使用前、使用中は1時間に1回以上）。
子供が使用するので、塩素濃度を高くしたくはないですし、残留塩素をきちんと測定する自信もハッキリ言ってありません。我が家では、1回当たりの水道料金は必要経費と割り切って、ポンプを使用し、土日2日間使用したら、水を入れ替えることにしました。
ということで、インテックスの純正ポンプも楽天で購入（9,156円）して、準備完了！家の完成はまだ先ですが、早くもプールが届きました。長女はすでに待ちきれない様子です。梱包された状態でもかなりのサイズ･･･邪魔です！笑
