TOP画像はイタリアの建築家・デザイナー「マリオ・ベリーニ」がデザインしたソファ「DUC」です。
今から15年前の2002年、カッシーナの青山本店で見たこの写真に心を打ち抜かれ、
と心に決めました笑
マリオ・ベリーニは家具のデザイナーとしてだけでなく、私が最も尊敬する建築家の1人でもあります。彼が設計したオーストラリアのヴィクトリア州国立美術館やドイツ銀行のグリーンタワーも将来見に行きたいと思っています。
■ヴィクトリア州国立美術館(2003年)
■ドイツ銀行グリーンタワー(2011年)
DUCを購入するにあたり、最も悩んだのは張地です。カッシーナのスタッフの方に聞いてみました。
カッシーナの張地には、「国内張地」と「輸入張地」があり、輸入張地の方が高い価格設定になっています。また、革にもランクがあり、「X → Y → Z」の順で高額になります。
奇しくも私が惚れ込んだDUCは、「輸入張地 × Zランク」という最強の組み合わせでした。。笑
また、Zランクの革は非常にデリケートで柔らかい素材のため、その最高の質感(見た目、肌触り)の反面、「傷がつきやすく、水分が吸着しやすい」という、小さい娘が2人いる家にはまったく向かない特徴があります。
cassinaの女性スタッフEさんも、小さい子供が2人いるので、メンテナンス面を考慮して、当初はXランクの革を勧めていただきました。価格も同じ3Pで約50万円も違います。
■DUC(3P・輸入張地)上代価格(税込)
・Xランク(13X201): 1,944,000円
・Zランク(13Z200): 2,430,000円
と考えていると・・・
というマリオ・ベリーニの声が聞こえたような気・・・はしませんでしたが、せっかく一生もののソファを買うのに後悔はしたくないので、15年前に見たDUCのあの感動を信じて、Zランクにしました!
スタッフのSさんが張地サンプルに水を垂らして、その吸水性を確認させてくれたことも、Zランクに決断できた大きな理由です。
子供がジュースをこぼしたり、最悪、0歳の娘におもらしされるリスクもあります。「水分の吸着しやすさ」が、最大の懸案事項でしたが、その吸水性も思っていたほどではなく、Xランクとそこまで変わりがないように見えました。
こうして、私は15年前に立てた「DUCのオーナーになる」という目標を達成することができました。これからもDUCに相応しい人間になれるように謙虚に努力を続けたいと思います。
~ cassinaで購入した家具たち ~
【リビング】
①ソファ: DUC(3P)
②ソファ: ELORO(1P)
③テーブル: 784(1,300mm)
【ダイニング】
④テーブル: LC6
⑤チェア: CAB(ブラック、アイボリー、トープ各2)
【書斎】
⑥ラウンジチェア: CABラウンジチェア
到着が楽しみ過ぎる!!笑