以前の記事でもご紹介しましたが、新居には広めのウッドデッキを設置しました。今回、定番のウリンやイペよりも2割くらい安く入るマルニカラという樹種を採用してみました。
実際に施工してみると南洋材のため、予想以上に狂い(ねじれや反り)があって、大工さんはかなり手こずっていました(申し訳ない・・・w)。
それでも、私が最も重視した「ささくれがなく、素足で歩ける」という点はまったく問題ありませんでしたので、業者さん泣かせではありましたが、仕上がりにとても満足しています。
さて、2018年7月に入居してから、3ヶ月程度経過すると早くも太陽光(紫外線)によって、木の色が薄いグレーに変色し始めました。
これはどんな樹種を選んでも避けることができません。太陽の力・・・偉大です。
マルニカラは比較的、耐久性がある樹種とはいえ、特に保護塗料等も塗っていなかったので、「木材の保護」と「再着色」を目的に保護塗料を塗ることにしました。
業者さんに頼んでもよいのですが、簡単な作業なので塗料や道具を揃え、自分で塗ることにしました。
②コテバケ
③コテバケ用持ち手(コテバケと繋げると立ったまま作業できます)
④塗料用バケット(余裕をもってコテバケが収まるサイズにしましょう)
⑤刷毛
⑥ベンダー(木材の細い隙間部分の塗装に使用します)
⑦ウエス
⑧マスカー(マスキングテープとビニールが一緒になったもの)
⑨マスカーカッター
①キシラデコールは、定番のシリーズで、特に「水性キシラデコールエクステリア」は塗りやすく、匂いも少ないうえに取り扱っているホームセンターも多いのでおすすめです。
塗る面積から必要な容量を確認して購入しましょう。私が購入した3.4L缶は、2回塗りで13.6㎡~20.4㎡を塗ることができますので、こちらを2缶購入しました。近くのホームセンターでは、1缶約15,000円でしたが、アマゾンで約11,000円(送料無料)で買えたので、今回も安定のアマゾンで購入(その他はホームセンターで購入)ですw
ウッドデッキの塗装手順
ウッドデッキの塗装は、大まかに分類すると以下の3つの工程になります。
①下地調整
②養生
③塗装
①下地調整については、まず水とデッキブラシ等でよく汚れを落とします。つぎに表面を均一化するために紙やすりで平滑化します。今回、我が家は施工から3ヶ月程度しか経っていませんでしたので、濡れた雑巾で軽く拭く程度の作業で済ませました。
②養生は、外壁やサッシ枠等、塗料が付いて困る部分をマスカーで保護します。マスカーカッターがあると作業効率が格段に上がるので、数百円で買えるので購入をおすすめします。私が作業した日はとても風が強く、マスカーが強風で暴れてしまい、とても張れませんでしたので、割り切って養生なしで臨みました(真似しないでください)笑
③塗装はとても簡単です。最も気をつけることは、塗料をよくかき混ぜること。よく撹拌しないと塗料がいわゆる「だまり」になります。そうすると、塗ったあとに色むらができてしまい、綺麗な仕上がりになりません。これさえ守れば、塗装は成功したのも同然です笑
その他、技術的なポイントとしては、まずベンダーで木材の細い隙間を塗ること。その後、平面部分を塗るようにしましょう。逆の工程で行ってしまうと、ベンダーを使用した際に、すでに塗った平面部分に塗料の凸凹が出来てしまいます。
塗料をよくかき混ぜ、ベンダーで隙間を先に塗れば、あとは少々下手になっても十分綺麗な仕上がりになると思います。
ちなみに私は4歳の長女と塗りました。彼女は20㎠くらいで飽きて終了・・・w
そして、この雑っぷり・・・w
同様の手順で2回塗りをした状態の写真です。半日で仕上げたかったので、スピード重視で塗りましたが、綺麗に仕上がりました。
費用は、キシラデコールで22,000円くらいしましたが、その他の道具代を合わせても、30,000円かかりませんでした。
業者さんに依頼すると、材料費に人工代、1人工~1.5人工(20,000円~30,000円)+消費税等で70,000~80,000円というところでしょうか。あまり面積が大きくなければ、楽しく簡単な作業なので、ご自身で塗るのもおすすめです。