一年中、緑色の芝生を諦めたくないあなたが最後に読むべき記事

新居の庭は、芝生を植えることにしました。
私が芝生に求めるものは、以下の3点です。

1. チクチクせず、娘が裸足で走り回れること
2. 手入れ(芝刈り)に手間がかからないこと
3. 一年中、緑色を保つこと

いざ調べ始めてみると、この3つをすべてクリアすることはなかなかハードルが高いようです。

失敗しないための芝生選びは「地域(気温)に適した種類を選ぶこと」が大前提で、芝生の品種に地域制があるなんて、知りませんでした。

まずは、住んでいる地域によって、
北海道・東北地方: 冬芝(寒地型)
関東以南:夏芝(暖地型)
のどちらにするかがほぼ決まります。

~ 夏芝の特徴と代表的な品種 ~
■特徴
・温暖な気候が芝生の生育に適している
・生育気温は25℃〜30℃(春から秋にかけて成長)
・冬は落葉して、芝生が冬枯れする
・冬は枯れたような色になるが、春になると緑が復活する
■代表的な品種
・高麗芝
・野芝
・バーミューダグラス(ティフトン)
・セントオーガスチングラス
・センチピードグラス
・バヒアグラス

~ 冬芝の特徴と代表的な品種 ~
■特徴
・涼しい気候が芝生の生育に適している
・生育適温は15℃〜20℃
・0℃以下でも冬枯れすることはなく、寒さに強い
・高温多湿に弱く、30℃を越える日が続くと夏枯れを起こす
・最大の魅力は、鮮やかな葉色の美しさを一年中楽しめる
■代表的な品種
・ベントグラス
・ケンタッキーブルーグラス
・トールフェスク
・ペレニアルライグラス
・ファインフェスク

私は静岡県在住のため、夏芝を採用しなければなりません。その場合、冬は枯れたような色になるので、「3. 一年中、緑色を保つこと」は不可能です。

とはいえ、夏枯れを起こしてしまうので、冬芝を採用することもできません。う~ん、悩ましい・・・笑

いろいろ調べていくと、冬芝を採用する以外にも一年中、緑色を保つ方法が2つありました。

1つはオーバーシードと言われる手法で、冬場に枯れてしまう夏芝の芝生に、冬季でも生長する冬芝の種子を蒔き、一年中緑の芝生を維持する管理方法です。上手くいけばイイのですが、結構難しそうで私は尻込みしてしまいました笑

もう1つの方法、それは「着色」でした!
斬新ー!笑

芝生専用の着色剤とはいえ、
「枯れるなら塗ってしまえホトドキス」的な発想です。
夏芝がまだ緑のうちに一度着色し、12月頃にもう一度着色すれば、緑色を保つことができます。

さらに調べていくと、トヨタ自動車が「芝生の維持管理費を低減」するために開発した「TM9」という品種も見つけました。芝刈りの手入れが少なくてよい高麗芝で、高密度で濃緑、見た目がとてもきれい。いいこと尽くしです笑

価格は、野芝や高麗芝の2倍以上しますが「TM9 × 着色」
1. チクチクせず、娘が裸足で走り回れること
2. 手入れ(芝刈り)に手間がかからないこと
3. 一年中、緑色を保つこと
にチャレンジしてみたいと思います!