ベンジャミンムーアの塗料は3歳児でも簡単にキレイに塗ることができた件

自宅の新築工事は大工工事も概ね完了し、いよいよ仕上げ工事の段階に入ってきました。室内の壁は、私があまりクロスが好きではないため、塗装仕上げにすることにしました。

基本は、ニッペ(日本ペイント)の「Hiビニフレッシュセラ(白・艶なし)」にしましたが、一部アクセントとして色の付いた壁をつくることにしました。

ちなみに塗料は「ニッペ(日本ペイント)、カンペ(関西ペイント)、大日本(大日本印刷)」と呼ばれる3大メーカーをオススメします。この3社は塗料メーカーとしての歴史もあり、塗料自体がやはり高品質です。特にタッチアップしたとき、とてもキレイに仕上がります。

クロスは汚れてしまっても一部を張り換えるのは難しいですが、塗装はその部分だけ簡単にタッチアップすることができるので、小さい子供がいる家庭には特にオススメです。ちなみに我が家は、①リビングの一部、②ライブラリーデスク上、③階段横の3ヶ所の壁を違う色にすることにしました。

「ポーターズペイント」は高過ぎ!!

当初は「ポーターズペイント」という塗料を試してみようとしましたが、メーカーに材料費(塗料のみ)を確認すると、20㎡分で約1,000円/㎡。

ニッペの「Hiビニフレッシュセラ」4kg缶(15㎡)は5,000円前後のため、㎡当たり333円/㎡、その約3倍の価格です。ポーターズペイントさん高過ぎでしょ笑

また、神奈川県川崎市の店舗で一度ワークショップに参加してからでないと購入できないとのこと。静岡からわざわざ川崎までペンキ買いに行くほど暇ではないので見送りです笑

塗装屋の親方に相談したところ、「ベンジャミンムーア」というメーカーを紹介してもらいました。以前、使ったことがあり、仕上がりの質感も良かったとのことです。ネットで簡単に発注できますし、材料費も20㎡当たりの㎡単価で700円程度なので、ポーターズペイントよりも3割くらい安く買えます。

ベンジャミンムーアの発注方法

公式ホームページからも注文できますが、楽天等でも普通に買えます。

 
1. 色を決める
親方がサンプル帳を持っていたので、それを借りて色を決めました。①リビングは青(CC-860)、②ライブラリーデスク上は緑(2031-30)にしました。全3,600色もあるので、正直違いがわからないような色もたくさんあってかなり迷います笑

2. 艶(ツヤ)を決める
ベンジャミンムーアでは、マット(艶なし)、エッグシェル(3分艶)、セミグロス(5分艶)の3種類があります。一般的には艶なしは質感重視、5分艶は汚れにくさ重視です。私は質感を重視してマット(艶なし)にしました。

3. 必要な容量を決める
①リビングの塗装箇所は約8㎡なので1クォート缶(2回塗りで約5㎡分)×2、②ライブラリーデスクは約3㎡なので1クォート缶×1で発注しました。①リビングは厚く塗りすぎると足りなくなってしまうので注意が必要です。

4. 製品を決める
ベンジャミンムーアでは、「オーラシリーズ」、「ナチュラシリーズ」、「リーガルセレクトシリーズ」の3種類があります。同じ色でも成分が異なります。私はベンジャミンムーアの中でも最も安全性の基準にこだわった「ナチュラシリーズ」にしました。

ネット発注から2日でこのような缶で届きました。早速、ライブラリーデスク用の塗料から開けてみると、かなりダマになっています。このまま塗ると、塗装面に細かい凹凸がたくさんできてしまいます。

塗装屋さんに施工をお願いすれば、攪拌機でよく混ぜた状態のものを塗っていくので問題ありませんが、今回は女性用ストッキングでこして対応しました。

ライブラリーデスク上の塗料(2031-30)は、メーカー(ベンジャミンムーア)の担当者の方から、隠ぺい力が弱い色のため、プライマーの購入をすすめられましたが、クォート缶で約4,000円もするので見送り、親方に下地をシーラーでキレイに仕上げてもらうようにお願いしました。

 上の写真が1回塗った状態です。確かに隠ぺい力が弱く、下地の白い色が透ける感じがしました。結局、納得のいく状態になるまで4回塗りました笑

リビングも念のため、薄い青の下塗りをしたうえに、3歳の娘と一緒にベンジャミンムーアを塗っていきました。娘はローラーで楽しそうに塗っていましたが、もの凄い厚さで塗っていたので、こちらは塗料が足りなくならないか、仕上がりが大丈夫かかなり不安でした笑

一時はどうなることかと思いましたが、最終的には下の写真の通りキレイに仕上がりました。特にリビングの方は、とても娘が塗ったとは思えない仕上がりに驚きました。

色によるとは思いますが、素人でもキレイに塗れるのは、ベンジャミンムーアの特徴かもしれません。ホームページに記載があったセルフレべリング機能の効果を実感しました。

庭から室内を見たときにも良いアクセントになりました。娘も自分で塗った壁に愛着を感じているようですし、娘と塗装したのは良い経験になったと思っています。

自分で塗装した2カ所を同時に見ることができるライブラリーからの眺めが気に入っています。

ちなみに、③階段横は面積も大きく、養生も複雑で大変なので、塗装屋の親方に任せました。さすがプロ、完璧な仕上がりです。お任せしてよかった笑

ベンジャミンムーアは、材料費はそこそこしますが、自分で塗れば人工代は抑えられますし、十分キレイに仕上がるため、今後、賃貸用マンションのリフォームにも取り入れていきたいと思います。