2011年9月に購入した神奈川県海老名市の2棟目のアパートを、2016年12月に自分の会社に売却しました。売却することでその物件の最終的な収支が確定します。
約5年で1,660万円ですから、1年あたり約300万円の不労所得を生み出してくれたことになります。4,800万円で購入した物件を、5年3ヶ月後に5,570万円で売却したので、大きなプラス収支で終えることができました。
仮に、購入価格と同額の4,800万円で売却したとしても+890万円です。極端に高値で購入してしまったり、月々のキャッシュフローが全然回らない物件を購入しない限り、マイナスになる可能性はかなり低いことがわかります。1棟目の収支+2,404万円と合わせて、5年半で4,064万円の利益になりました!
収入と支出の詳細は、以下の通りです。なお、個人所有の物件を自分の法人へ売却する際の物件価格の設定には注意が必要です。税理士の判断にもよりますが、私が相談した税理士は原則、市場価格とするべきという意見でした。
簿価で売買した場合、市場価格とかい離があった場合、課税当局から指摘を受ける可能性があるということです。そのため、費用はかかりましたが、私は不動産鑑定士に依頼し、不動産鑑定評価額で売買することにしました。
1. 総収入: 85,350,774円
(1)購入時: 1,029,820円
①日割賃料: 509,000円
②預り敷金: 520,820円
(2)保有期間中: 28,620,954円
①賃料・更新料等: 28,047,147円
②その他(自動販売機等): 573,807円
(3)売却時: 55,700,000円
①売却価格: 55,700,000円
②固定資産税・都市計画税精算金: 0円
③損害保険解約返戻金: 0円
2. 総支出: 68,749,655円
(1)購入時: 9,130,251円
①自己資金: 4,800,000円
②仲介手数料: 1,562,759円
③登記費用: 1,081,355円
④固定資産税・都市計画税精算金: 69,307円
⑤印紙代: 15,000円
⑥融資費用: 157,500円
⑦不動産取得税: 956,200円
⑧損害保険料: 488,130円
(2)保有期間中: 24,002,240円
①元金返済: 7,937,318円
②支払利息: 8,899,232円
③固定資産税・都市計画税: 1,227,200円
④損害保険料(更新): 222,480円
⑤光熱費: 348,126円
⑥修繕費: 2,195,479円
⑦清掃費: 715,617円
⑧管理費: 1,476,572円
⑨その他: 980,216円
(3)売却時: 35,617,164円
①残債返済: 35,350,594円
②仲介手数料: 0円(個人から法人への売却のため)
③登記費用: 57,680円
④日割賃料: 0円
⑤敷金:193,890円
⑥印紙代:15,000円
⑦譲渡所得税:0円(同一年内に売却した他物件と損益通算したため)
リスク管理はもちろん重要ですが、以前書いたとおり、何も行動を起こさないでいる方が遥かにリスクが高いと私は感じています。私は行動したことにより、5年で4,000万円を超える資産を増やせただけでなく、不動産投資家としてかけがえのない経験や知識、ネットワークを手に入れることができました。
初めは書籍を読んだり、セミナーに参加したりするだけでもよいと思います。目標の達成に向けて、たとえ1歩でも前に進む努力をすることが重要だと思います。行動を!!
+16,601,119円でした!!イェーーイ!!笑