ふるさと納税。
「納税」なんて言葉がつくと敬遠されがちですが、
日本国民全員がやらない手はない、素晴らしい制度なんです!
制度などの細かい話は置いておいて、
まずは衝撃的なふるさと納税のメリットからお伝えします。
以下は、2016年に私がふるさと納税の御礼として
全国の自治体(市区町村)からいただいた品々です。
これら全てを自己負担額たった2,000円でいただきました!
【米】
・ひのひかり20kg
・こしひかり・ひとめぼれ(各10kg)
【肉・魚】
・黒毛和牛(A4・A5ランク)サーロインステーキ
・宮崎牛ステーキセット
・淡路牛 極上バラの贅沢切り落とし 1,200g(300g×4パック)
・北海道十勝牛手ごねハンバーグ200g×10個
・のどぐろ一夜干し
【果物】
・クラウンメロン 山級
・シャインマスカット
・さくらんぼ(佐藤錦)500g×2パック
・さくらんぼ(紅秀峰)
・いちご200g×8パック
・さがほのか150g×4パック
・西洋梨詰合せ(4kg)
【スイーツ】
・プレミアム抹茶ジェラートセット
・アイス工房ドームのジェラートセット
・カップアイスクリーム12個セット
・ジャージー牧場らいらっくアーモンドブリュレ&ジェラートアイス
・フェスティバロの唐芋レアケーキ
これらがスーパーで2,000円で売っていたら、
それはもう売り切れ必至です!笑
以下、図を使って簡単にその仕組みをご紹介します。
ふるさと納税のスキームをご理解いただくために、
簡略化していますので、詳細は
総務省のふるさと納税ポータルサイト等でご確認ください。
ある日、インターネットで検索していると、
カバ市の寄附の御礼品が大変魅力的なことをライオン(あなた)は見つけました。
①早速、あなたはカバ市へ10,000円を寄附(ふるさと納税)しました。
②カバ市から寄附の御礼として、お肉が送られてきました(寄附金額の30~50%程度の御礼品が多いようです)。
③後日、寄附した金額(10,000円)から2,000円を差し引いた8,000円が、所得税と住民税から控除されました。
こうして、ライオン(あなた)は自己負担額2,000円で、3~5,000円相当のお肉をゲットすることに成功しました。
しかも、このふるさと納税については、
年収が高い人ほど、所得税と住民税から控除してもらえる限度額が多くなります。
極端ですが、控除限度額が50万円の人が、50万円を寄附した場合としなかった場合を比べると、寄附によって、手元から50万円減るものの、後日支払う所得税と住民税が49万8,000円安くなります。実際の自己負担額は2,000円です。
寄附した自治体からは、寄附金額の30~50%(15~25万円)相当の御礼品が続々と送られてきます。
結果として、15~25万円相当分の商品等を2,000円で手に入れたことになります。
冒頭で私が「日本国民全員がやらない手はない、素晴らしい制度なんです!」とお伝えした理由がご理解いただけたかと思います。
現在、全国の自治体がふるさと納税の寄附金を集めるために、
熾烈な返礼品競争が繰り広げられており、魅力的な御礼品が沢山あります。
「ふるさと納税」についてまとめた専用サイト、
「さとふる」では、どんな御礼品があるのか、自治体別、御礼の種類別等で
わかりやすく検索することができます。
また、所得税と住民税から控除してもらえる限度額をいくつかの数字を入力するだけで簡単に算出できるようになっていて、とても便利です。
■「さとふる」HPはこちら
簡単!4ステップでふるさと納税
私は不動産賃貸業も営んでいるため、あまり関係ありませんでしたが、
以前は、この控除を受けるためには、確定申告が必須でした。
年末調整だけで税務処理が完了するサラリーマン等の方にとっては、
この確定申告という作業がふるさと納税をすることの大きな足かせでした。
しかし!
2015年度からは、「ワンストップ制度」という仕組みが導入され、
5自治体までの寄附であれば確定申告すら不要になりました!
やらない理由はもう何もないのです!!